ベーコン・ビーフ編
(スモークベ−コン)
肉製品の筆頭に持ってきましたベーコン、価格・味ともに人気があります。国内産の豚バラ肉をオリジナル
ソミュール液につけサクラでスモークしボイル殺菌で仕上げてありますから、保存料も使わず冷蔵保存で
50日間も可能なのです。
更にすごいことは亜硝酸塩などの発色剤を使わずに肉の色がとてもきれいに出ていること。これはソミュー
ル液の粗塩や香味野菜と燻煙の効果なのです。
一口メモ
豚バラ肉は三枚肉とも呼ばれ、肉と脂身が層になっています。普段は野菜と炒めたり、角煮などに使われる
ように、ベーコンもそのまま食べるよりいろいろな料理に使われてきました。でも内のベーコンをボイルして食べていただきますとそのまま食べた方がおいしいとおっしゃいます。私もそう思います。そこで
食べ方は、袋のまま15分くらいお湯でボイルして、あとは好みの厚さに切って更に軽くフライパンで炒め食べてみてください。ボイルすることでまわりの脂が抜け、思ったより脂がくどくないんです。もうあとはビールだけ。最近のベーコン、カリカリに焼けないと思いませんか。これもお試しください。フライパンを熱してどんどん焼いていくとベーコンから出た油で揚げたようになりカリカリベーコンが出来ます。この油でスクランブルエッグを作ったりジャガイモのスライスを揚げても、申し分のない美味さです。
(スモークビーフ)
ブラックペッパーをふったソフトビーフジャーキーです。
噛みしめるとすぐ柔らかくなり、口いっぱいに広がる牛肉の赤身の美味しさ。そこへブラックペッパーの辛みが
利いて、やめられなくなります。
スモークの薫りはほとんどありません。でも製造工程ではしっかりサクラでスモークをかけています。基本編で
も書きましたが、スモークには他の料理法では得られない隠れた旨味を引き出す効果があるんです。
美味しい食べ方
もうそのまま食べて当たり前なんですが、袋から出して火でかるくあぶると更に柔らかく、旨味が早く口に広が
ります。しいて言えばこんなところでしょうか。