美味しい煙の話
その

           



クラブクロー・ラムチョップ編   
                 
(スモーク クラブクロー) 
本ズワイガニのハサミの部分だけを燻製にした珍しい商品だと思いませんか。これは、
エビの次に作った商品で、エビのスモークが思った以上の出来に気をよくし、カニでも
いけるかもと作ったものです。カニやエビに共通しているのは、ボイルしたときのにおい
が結構強いので、スモーク材にはローレル(月桂樹の葉)を使いました。これが見事に
カニと合うんですね。それからもう一つの共通点は、いくら冷燻でもスモークをかけた後
は、表面が乾いてしまいパサついた感じで食感が良くないんですね。そこでパックすると
きにオリーブオイルを入れてあります。これがシットリ感を出しスモークの香りとも良くマッ
チしてボイルしただけのカニ以上の旨味を醸し出しています。
一口メモ
カラは食べやすいようにカットしてありますので、ツメを広げ折るときれいに身が取れます。
そこで
食べ方は、冷蔵庫から出したら少し室温に戻し、中のオリーブオイルが溶け
たらツメを折って一口でパクッといきましょう。もう口いっぱいにカニの旨味とスモークの香
り、それからオリーブオイルの香りが広がります。これはほんとおすすめ、一度お試しくだ
さい。




             (スモーク ラムチョップ)

オーストラリア産子羊の骨付きロースです。マトンと違い子羊は、まだ草を食べないの
でにおいが少なくどちらかというとバターの香りに近いでしょうか。
輸入されるラムも良い状態で入り、ハーブが使われるようになって、レストランなどでもメ
ニューに見られますが、まだまだ家庭では少ないと思います。
このスモークラムチョップは、独自のソミュール液につけサクラでスモークしながら焼き上
げたのでレアではありませんが、肉汁を閉じこめ柔らかく仕上がっています。
一口メモ
羊肉は室温で脂が固まりますので、食べるときは温かい内に。
そこで
美味しい食べ方は、袋のままお湯で5分ボイルして、アツアツを食べてい
ただくのがおすすめ。その方が水分が飛ばないので柔らかくそしてジューシーなんです。
もし赤ワインが残っていたらソースを作ってみてください。作り方は、赤ワインボトル3分の1
を鍋で煮詰め10分の1くらいまで煮詰めたら大さじ1杯の蜂蜜を入れて出来上がり。温めた
ラムに流して召し上がってください。ワインは酸味と渋みのある辛口がおすすめ。ちょっと甘
酸っぱいソースが良く合います。

 

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